発達障害

ADHD傾向のある長男が自治体の発達支援プログラムに参加した時の話

ADHD傾向のある長男が自治体の発達支援プログラムに参加した時の話

我が家の長男小鉄はADHD・自閉傾向がある発達障害グレーゾーンと呼ばれる特性のある子どもです。

>>発達障害グレーゾーン長男小鉄のあゆみ

発達障害グレーゾーン長男小鉄のあゆみ~新生児から1歳~
発達障害グレーゾーン長男小鉄のあゆみ~新生児から1歳~ 我が家の長男である小鉄は1歳半検診を境にすべての乳幼児健診で様子見、再診、専門相談や療育プログラム、施設へ誘導されてきた特性をもつ子供...

小鉄が3歳児検診で引っかかり、専門相談へ誘導された結果、”市の発達支援プログラムをとりあえず受けてみてはどうか”と、担当の心理士さんからすすめられて参加することになりました。

自治体が行っている発達支援を知りたい人のために、内容と参加してみた感想をここに残しておきます。

お松

うちの自治体の例やで


自治体の発達支援プログラム

ペース週1回3時間

内容……発達に必要な体の使い方
    子どもへの関わり方

小鉄がお世話になった市の発達支援プログラムは、全部で8回。

たった8回なのに、正直これに通うだけで相当の精神力を使いました。

このブログを見てくださってる読者の方は、特性は違えど難しい子を育てているでしょうから、環境が変わるだけで親も子もかなりのストレスを感じると思います。

私たちも例に漏れずもうしんどくてそれどころじゃねぇと思ってました。それでも、この頃育児スランプだったこととか次男が生まれて間もないこと、妹の子ども以外同世代の子どもと遊ぶことがほとんどなかったこともあって参加することを決めました。


発達支援プログラムの内容

  1. 発達に必要な体の使い方
  2. 子供への関わり方

①発達に必要な体の使い方

発達を促す体の使い方は、遊びを通してやるので子どもたちは基本楽しそうに参加していました。

体の使い方が発達に繋がるという考えのもとプログラムを組まれていたので、その内容を少し。

例えばトンネルを作って”くぐる”動作をする。

この動作が”くぐる”という動作だと覚えれば、次は反対に”くぐる”という言葉から動作を連想できるようになり、結果言葉の発達に繋がるという説明がこの時保健師さんからありました。

すべての体の使い方次第で、いろんな角度から感覚が繋がり、発達はぐんと伸びるよ、という内容です。

②子供への関り方

どうやらこのプログラムの参加者のほとんどがこの”子どもとの関わり方”について学びにきている印象でした。

ここで学んだ関わりは、座学ではなくプロの実践を含むもので、結果これが大きく良い方向に働いたなと。

指導内容は悩み抜いてきた人からすればごく”当たり前のこと”だったり、”何回も本で読んだわ”みたいな内容です。

簡単に言うと、

  • どんなことも子供が楽しくできるように工夫してね
    (歌ったり、遊びを入れて)
  • 0歳から3歳までは叱る必要はないよ
  • してほしくないことはスキンシップをするように制止してね


まぁ…既視感あるものばかりでした。

それなのに誘導の仕方がうまい!

素人がやるのとプロがやるのではかなり違うので、意外にもこれは見ておいて損はないかなと思います。

普段ネットや本から得る知識と、実際に子供と専門家とのやり取りを見るのとでは、理解度がまったく違った。

参加していたのは”気になる子”だけではない

発達障害の特性が顕著だったのは小鉄と、もう一人の男の子だけで、他は単純に子育てに困っていると訴えた親御さんが主に参加していました。

それほど気軽に参加できるような雰囲気なので、おおげさだと思わず、迷子になっているなら行ってみるのもありだと思います。

プログラム参加中の息子の様子

結論から言うと、息子だけほとんどプログラム通りには進めることができませんでした。

▼1日の流れ▼

  • 到着後
    横目で壁を見ながら壁に沿って走り出す
  • 始まりの会(うたと体操)
    絶賛壁沿いを走るのをやめられない
    保育士・保健師・心理士全員があらゆる手を尽くすが参加せず
  • 体を使ったプログラム
    室内にある仕掛けを順番にクリアする遊び⇒逆走
    グループに分かれて10m程度の距離を競争⇒合図を待てない(楽しんではいた)
  • おもちゃあそび
    保護者と心理士のみで座学の時間があり、その間子供たちはおもちゃで遊ぶ。
    片付けをひとりだけ毎回全力拒否し、最終おもちゃを入れていた扉が若干壊れる(ごめんなさい)
  • 帰りの会うた・絵本読み聞かせ
    壁沿いを走りだす
    絵本の読み聞かせ中はずっと絵本を奪いにかかる
    全員帰っても帰らないか、他の子のお父さんを追いかけていく

なんかもう書いてて面白くなってくる。

クセ強い。


発達支援プログラムの実際の効果

”体の動かし方のプログラム”ではルールを無視しながらも参加できていたこともあって、言葉の発達に思いの他効果があったのかなと思います。

参加前の小鉄は、セリフの暗記(ほぼ単語)を場面に合わせて話していました。

参加後は「○○して」「○○ちょーだい」「小鉄くんも○○してみたいな~」と話すことが増えたので、馬鹿にできないぞというのが今回の気付き。

まぁ”息子の場合は”ですけど、大きな効果があったということになります。

そして療育園を紹介される

あれやこれやとやっているうち、亀の歩みではあるけれども成長を見せていた小鉄。

それでもかなり遅れているので、心理士さんから療育園を紹介していただくことになるんですけども、結果通わずに自宅保育をしている状態。

理由は”しんどいから”。

まぁ各方面から「それでも親か」とか「頑張れよ」とか「早期療育はどうのこうの!」とか聞こえてきそうですけどね、そんなもんね、

今は無理なんだわ!!!

っていう状態。

今これ以上自分のケツを叩くのは危険だと判断しただけのことです。

そんな経緯で自分をまず守って回復に徹し、様子を見ることになりました。


自治体によっていろんな支援があります

日々の子育てに必死で、こういう支援があることは知らない人の方が多いんじゃないでしょうか。

特性のある・なしに関わらず、難しい子を育てている人は日常の困りごとがあれば一度地域のホームページから子育て支援の情報を見てもいいかもしれません。

お松

サポートは受けておいて損はない


指示が通らない2歳の息子に試した具体的な関り【体験談】
指示が通らない2歳の息子に試した具体的な関り【体験談】我が家の一例ではありますが、ABA療法を通して軽く取り入れたものが、息子の行動に大きな変化をもたらしたことから、指示が通らない子どものために家庭でできる簡単な関り方を紹介しています。...