我が家の長男である小鉄は1歳半検診を境にすべての乳幼児健診で様子見、再診、専門相談や療育プログラム、施設へ誘導されてきた特性をもつ子供(発達障害グレーゾーン児)です。
現在は自治体の検診もなかなかシビアなものになっていることもあるので、同じ境遇の親御さんはたくさんおられると思います。
私もその中の1人であり、4月で4歳になる小鉄のことで現在進行中であれこれ悩んでいます。
先に言っておきますが、私は専門家ではありません。
この記事を読んでいるあなたがもし発達障害に関する医学的知識や、対応マニュアルを求めているのであれば、その答えは息子に関する記事にはほとんどありません。
特性は人によって様々で、共通することは”極端に苦手なことがある”ということです。
今私は発達障害の勉強をすればするほど間違った対応ばかりだったのだと気付かされています。
そこで長男の子育てに悩んでいるうちにいろんな本を読んだり、診断名がついている当事者に話を聞いた話を過去の私のような人に届けられないかと思い、誰でも読むことができるブログに綴ることにしました。
- 同じ境遇の人
- 当事者
こんな人に向けて、
- こんな特性もある
- 我が家の場合はこんな対処をした
- 何歳の時にこれができた
などの情報を一例として受け取っていただければと思います。
今回は長男の成長記録として新生児から1歳までの様子をお届けします。
里帰り中の様子

出産のために里帰りしたその日に破水。
3時間ほどの安産で小鉄は生まれました。
退院するまで母子別室の病院だったので5日ほどのんびり過ごし、実家へお世話になることに。
新生児時代はとにかく泣かない。
おとなしくてこちらが心配で夜中に起こして授乳していたぐらいです。
生後3カ月~ 寝ない・泣かない
ある日母に
この子寝てないの気づいてる?
と言われたことがありました。
改めて観察していると、たしかに寝かしつけても数分で起きていることを確認。
でも大人しくて泣かない子だったので、夜中に起きているのかもわからない状態でした。
生後5カ月~ 多動・回るものへの執着
生後5ヶ月ごろからとんでもなく動きが激しい赤ちゃんへと転身していきます。
多動
おむつ替えは毎回大暴れ。
泣き叫ぶ息子の腕を私の両足で抑えて替える。
気に入らないことがあろうとなかろうと頭のてっぺんからキレイに反り返り毎回心配する程の勢い。
目についたものは全て壊しにかかるのと、すぐにケガをするので少しも目が離せない。
このままでは家事もままならないと思い、小鉄スペースを設置。
(おもちゃ置き場にネット状の柵を張っただけのゾーニング)
回るものへの執着
回るものへの執着もこの頃から出てきます。
放っておくと1日中おもちゃのミニカーのタイヤが回るのを寝そべって見ていました。
他にもキャスター付きのごみ箱をひっくり返して回したり、扇風機・換気扇などをじっと見つめてそのまま動かないこともしばしば。
生後6カ月~ 後追いしない
とにかく母を母だと認識していなかった。
後追いしない
6カ月頃からはゆっくりと成長は見られたものの、後追いしないことが少し気になりはじめます。
多動で少しずつ育てにくさは顔を出していましたが、後追いしないので、囲いの中に入れておけば目を離して家事をしていても泣いたりしない分楽でした。ただ一方で母親である私への関心の薄さを奇妙に思っていました。
食事は楽だった
何でもよく食べ、口に入れたら絶対に出さず、食事中は食卓エリアから出ないので、離乳食で悩んだことはありませんでした。
生後10カ月~ つま先立ちと耳ふさぎ
つま先立ち
つかまり立ちをし、順調に成長。
ただずっとつま先立ち。足の裏を床につけると猛烈に怒ります。
耳ふさぎ
耳をふさぐ動作がこの頃から始まりました。
また、人見知りを全くせず、母親である私に抱っこされるのをとても嫌がる。
ここまできたら多少知識のある方なら自閉症などの障害を疑うところでしょうが、なんせぼーっと子育てをしてきたのでほとんど何も考えていませんでした。
1歳の頃はまだ発達障害のことなど気にしていなかった
何よりも目も合い、とてもよく笑う子でしたので、育てにくさは感じてはいたものの、余裕がなくて怒鳴ったなんてことはありませんでした。
たっちやあんよすることもなく、でろでろに甘やかされ続けて1歳を迎えます。
発達障害について調べ始めたのはもう少し成長してから。
つづき>発達障害グレーゾーン長男小鉄のあゆみ~1歳から2歳~1歳半検診で様子見

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