様子を見ようと思っていたんですが、ここ最近になって立て続けに気になることが溢れてきたのもあり、療育を受けることを決意した8月。
Twitterでちょこちょことおおまかな内容はハッシュタグをつけて更新していく予定です。
なのでまだ療育受けるか迷っているとか、療育受けるまでの手順がどんなもんかとりあえず知りたいって段階の人がタグで追えばTwitterだけである程度雰囲気を感じられる(はず)。
療育を決意したきっかけについて

この記事を書いていたころ、長男の発達はあきらかに順調でした。
困りごとが薄いってのもそうなんですけど、反復行動もほとんどせず、多動も落ち着いていたので、特段療育の必要性も感じず。
でも情報は常に入ってくるから気になって仕方ない。
発達っ子の育児垢を見てると、受けられるなら受けさせてみたい、という気持ちがムクムク。
でも、本当に困っている人達の間を割ってまで入るのか…?という問答を自分の中でしていて、結局「そこまでして」という気持ちでとどまっていました。
ところが。
ちょっとずつ、後退していることが増えてきたり、
前例のない言動が気になり出し、
言葉が増えるにつれ、やりとりを固定化したがるように。
言わばエコラリアの上位互換みたいなイメージで、再現遊びを延々と求められる。
どこまで付き合うのか、果たして関わりの正解はあるのか、と考えるうちに、「もう療育行けばええやん」という結論に至りました。
療育が必要な時こそピンポイントに情報が届きづらいシステム何の呪いなん
こう毎日だとメンタルやられるってのはもちろん、3歳時点の専門相談で「半年遅れ」と言われたことが気になってきたり、幼稚園でこの様子なら本人も周りも困るだろうなと動き始めました。
立派にあれもこれもと子どもや自身のために療育掛け持ちしていたり、家庭で療育に取り組んでいる親御さんはすごいけど、私はまったくそっちの人間ではないので、自分の中で「今なら動ける」という親基準です。
エイヤーと前回見学した療育園(児童発達支援センター)へ電話。
そしたら順番待っても4月になるという話。
その代わり家の近くに新しくできた事業所を教えてもらうことができた。
ほんと…電話してみるもんだなと。
動かないとこういう情報はいつも知らないままで終わりがち。
1年前の疲れ切った私ならここまで行動できなかっただろうな…
毎回動き回って思うけど、事業所や自治体の側にも情報をオープンにできないの何なんでしょうね。
のっぴきならねぇ事情があるのかもしれないけど、本当に助けが必要な人にとって情報を探し出すことがどれほどの労力であるか…それだけは言いたいのよ…
療育体験日当日
とんとん拍子に体験日が決まり、およそ2時間の面談。
長男は個別で支援員さんが対応してくれた。
こういう「慣れない場所」は特に長男の衝動性がすごく目立つので困っていることを伝えやすかったです。
だいたいはTwitterで出した通り。
染みた。
白い目で見られない安心感。
何事も責められないやさしい世界がそこに。
「みんなで育てるから」と言ってくれたことがどんなに嬉しかったか。
そりゃあちらさんは仕事だからいいコト言ってくれるってのはわかってるんですけども、それでもあの空気感は何とも言えないものがある。
週3回の療育が決まってからの手続きが果てしない
体験後日、新設の児童発達支援センターで週3回の療育が決定したと連絡が。
じゃぁ受給者証の申請しておいてねってことだったので、さっそく保健福祉センターへ必要書類の確認をすべく電話を入れた。
以下、障害福祉担当に電話を次いでもらった時のやりとり。
私「療育を受けるために受給者証を申請したいんですけど」
担当者「はい?療育?」
え?何?
いきなり伝わらない感じ?と戸惑いながらも根気よく説明。
私「児童発達支援センターへ通所予定なので受給者証の申請をしたいんです」
担当者「あぁ!療育手帳は持ってるんですかね?」
私「持ってません。診断もされてません。何が必要ですか?」
担当者「ん?診断されてない?あぁ…そしたら医師の意見書がいるんでね。取りにきてもらえますかねぇ?」
私「あの…様式ダウンロードできませんか?」
担当者「できないので取りに来ていただいて、お医者さんで書いてもらったらまた申請にきてくださいね。」
私「そうですか…わかりました…」
ダウンロードできるように
し!て!お!け!
いろんな局面で思うんですけど、これほどまでに声に出そうになったことはない。
各種申請書類は特別な用紙を使うもの以WEBか郵送でお願いしたいんですけど?
わざわざそちらさんに出向いてもらった紙、学校で配布されるプリントと同じA4用紙だろう?ぬぁ?
この間書いたOCNの改称手続きですらダウンロードできっからぬぁ?
とまぁ恨みつらみはこの辺にして、何やら療育手帳も診断書もない場合は医師の意見書が必要だという事実がこうして判明した。
申請したらちゃっちゃと貰えると思ってた私です。
だぁぁぁ!!!爆弾抱えてあちこち行くのはごめんだぁぁぁぁぁ!!!!!
小児科で意見書をもらう


お次は意見書を貰いに小児科へ。
電話であれこれ事情を話してから診察予約をして行った。
名前や住所などを記入して意見書フォーマットを持参。
障害福祉窓口のお姉さんによれば、発達外来じゃなくとも、相談を受けているところでも通常意見書は書いて貰えるはずなんだけど、病院によって対応は変わるから必ず問い合わせてねとのこと。
統一してよ。ねぇ。私のToDoリストは5個ぐらいが限界なんだからさぁ…
とりあえず申請が終わった
後日また保健福祉センターへ足を運んだ。
駐車場は有料。大事なことだからもう一度言うけど駐車場は有料。
意見書と印鑑を持って窓口に提出すると、「相談員が後日認定調査のためご自宅に伺います。男性だけど怖い人じゃないからね!」という逆に身構える説明を受けつつ、Twitterで流した認定調査連絡票をもらった。
これで無事に10月のとある日、怖くない男性相談員がうちに来る予定となりました。
もっと手続きをクールにしてほしい
早期療育が当たり前になった昨今。
早く療育に繋がらないと「親が見て見ぬふり」だとか「障害を認められないんだ」とか、「子どもがかわいそう」だとかうんたらかんたら外野だけじゃなく同じ発達っ子の親にすら責めらる時代。
だけど実際は「個性」で終わるかどうかの判断なんてそんな簡単にできないものじゃないのか?と私は思う。
他害や自傷行為は別として、「気になること」と「困りごと」を混ぜるのは危険だし、低年齢だと本当に見分けがつかないこともあるのに、無作為にやいのやいの言うのは余計なお世話以外の何ものでもない。
ましてや療育を受けられるようになるまでのプロセスがこれよ。
疲れ切って助けを求めてるのに、みんながみんなそう簡単に動けるわけないやない。
文句ばっかりでみっともないけどごめんなさいよ。でも言わせてくれ。
偉い人よ、どうか支援を受けるまでの道のりを簡素化してほしい。
今回はここまで。
▼ 続き ▼


